エクセルの基本操作

最低限知っておきたいExcel画面各部の名称

Excelの操作を友だちや同僚に聞く時も、解説本を見て勉強しようとする時も、Excel画面各部の名称を知っておくと、何かとスムーズです。

まずは方眼紙のようにマス目が振られた、Excel画面のほとんどを占める部分。
これを「ワークシート」と言います。

そして、そのワークシートの中のマス目1つ1つのことを「セル」と言います。

そして、そのセルが縦に並んだものを「」と言います。
列にはそれぞれ名前が付いていて、列の先頭に名前が書かれています。
左の図の列は、C列です。

そしてこの、列の名前が書かれている部分のことを「列番号」と言います。

セルが横に並んだものを「」と言います。
行にも名前があり、行の先頭に名前が書かれています。
左の図の行は、5行目です。

行の名前が書かれている部分のことを「行番号」と言います。
ちなみに、これは覚える必要は無いのですが、列は16,384列、行は1,048,576行もあります!
つまり、ワークシートは超デカイ!
列数や行数なんて覚える必要は無いのですが、でもワークシートは超デカイんだ!というイメージだけは持っておくといいと思います。

ちなみに超デカいワークシートの中に、これだけたくさんのセルがあるわけですから、それぞれのセルにも呼び名がちゃんとあります。
B列7行目のセルのことを「B7番地」という風に呼びます。

B7番地のセルの真ん中にマウスポインタを合わせると、左の図のような白い十字のマウスポインタの形になります。
この状態でクリックすると、B7番地が太枠で囲まれます。
今、B7番地に何か操作を行える状態ですよ~という意味なんですが、B7番地ということが分かりやすいように、B列の列番号、7行目の行番号の色が変わっていることが分かります。

そしてA列の列番号の上の部分に、「B7」という風に、現在操作を行える状態のセル番地が表示されています。
この部分のことを「名前ボックス」と呼びます。
シート見出し

今度は画面の左下を見てみましょう。
「Sheet1」「Sheet2」「Sheet3」という見出しがあります。
これを「シート見出し」と言うのですが、この超デカいワークシートは既定で最初は3枚1セットになっています。
このシート見出しをクリックすることで、各ワークシートに切り替えることができます。

もちろん、このワークシートの枚数は増やしたり減らしたりすることができます。
シート見出しの右端にあるものをクリックすると、シートを増やすことができます。
減らし方はここでは はしょります。
リボン

今度は画面の上部を見てみます。
ボタンがズラッと並んでいます。
これらのボタンを使って、各セルに入力されたデータを計算したり、見栄えよくするために飾り付けをしたりします。

それぞれのボタンは分類分けされています。
左の図では[ホーム]という分類のボタンが表示されている状態です。

[ページレイアウト]という分類をクリックすると、その分類のボタンが表示されます。

このようにボタンの分類を切り替える部分のことを「タブ」と言います。
Excel 2010ではタブの一番左端が緑色の[ファイル]タブというものになっています。
このタブはちょっと特別なタブです。
[ファイル]タブをクリックすることで、このような普段とは違う画面に切り替わります。
この画面のことをBackstageビューと言います。

Excel 2007では、この[ファイル]タブに該当するものが、左の図のような丸いボタンになっています。
これをfficeボタンßと言います。

タブと、タブをクリックすることで切り替わる、ボタンが収納されている部分を総称して「リボン」と呼びます。