vlookupの設定

vlookupとは

VLOOKUP関数は、データを検索し、そのデータに該当した行の指定列からデータを取り出す関数なのです。
ここでは「商品検索」の「No」に商品Noが入力されると、「商品マスタ」内でそのNoを検索し、そのNoに該当する商品の「商品名」と「単価」を取り出して表示します。

サンプル

  1. 「vlookup.xls」をダウンロードし、ファイルを開く。
    「商品DATA」シートに、商品マスターが記録されている。
  2. 「sheet1」のB4セルを選択する。
  3. 関数の挿入から、「vlookup」を選択し「OK」ボタンを押す。


    「検索値」、「範囲」、「列番号」、「検索方法」4つのパラメータを持つことが判る。
  4. 「検索値」は検索したい値(=商品コード)のセルを指定する。(ここではA4を指定)
  5. 「範囲」は検索対象となるセル範囲を、一番左が検索対象となるように選択する。
    (ここでは「商品DATA」シートのA2からC23まで選択し、必ずF4キーを押して絶対参照する。)
  6. 「列番号」選択した範囲の左から数えて何番目の列にあるかを指定する
    (この場合は商品名が2列目にあるので「2」とする)
  7. 「検索方法」この値は論理値「TRUE」(省略時)か「FALSE」を入力する。
    省力あるいは「TRUE」にしてしまうと、完全一致でなくとも近似値を検索してしまうので、ここでは「FALSE」を入力する。
  8. 「OK」ボタンを押すと「#N/A」エラーが表示されるが、ここでは無視する。
    試しにA4セルに「1」と入力すると商品名が表示されることを確認する。
  9. 単価も上記と同様の設定をする。
    ただし、単価は選択範囲の3列目にあたるので、「列番号」には「3」を入力する。

エラー処理の仕方

このままではほとんどのセルに「#N/A」エラーが表示されてしまう。
これを回避するには、IFERRO()関数を使う。
この関数の書式は、2つの引数をとる。

=IFERROR(値(式・関数等)、エラーの場合の値) 最初の値がエラーならば「エラーの場合の値」を、エラーがなければ値をそのまま表示する。
A4セルを選択すると、数式バーに「=VLOOKUP(A4,$I$2:$K$23,2,FALSE)」と表示されている。 これを「=IFERROR(VLOOKUP(A4,$I$2:$K$23,2,FALSE),"")」と修正する。

練習問題

以下の問題をダウンロードし、質問に従ってファイルを作成しなさい。

練習問題