説明

YEARFRAC は、2 つの日付 (start_dateend_date)の間の全日数が1年間に対して占める割合を計算します。 例えば、YEARFRAC を使って、特定の期間に割り当てられる年利または年債の割合を求めることができます。

書式

YEARFRAC(開始日, 終了日, [基準])

YEARFRAC 関数の書式には、次の引数があります。

基準

基準日数 (月/年)

0 または省略

30 日/360 日 (NASD 方式)

1

実際の日数/実際の日数

2

実際の日数/360 日

3

実際の日数/365 日

4

30 日/360 日 (ヨーロッパ方式)

重要: 

解説

使用例

データ

説明

2012/1/1

開始日

2012/7/30

終了日

数式

説明

結果

=YEARFRAC(A2,A3)

基準引数を省略して、2012/1/1 から 2012/7/30 までの期間が 1 年間に対して占める割合を計算します。

0.58055556

=YEARFRAC(A2,A3,1)

基準引数に実際の日数/実際の日数を指定して、上と同じ期間が占める割合を計算します。 2012 年はうるう年のため、基準日数は 366 日です。

0.57650273

=YEARFRAC(A2,A3,3)

基準引数に実際の日数/365 日を指定して、上と同じ期間が占める割合を計算します。 この場合、基準日数は 365 日です。

0.57808219

結果を見ると小数点以下が表示されていて、本来表示させたい年齢が正しく表示されていません。これはDATEDIFのように「年表示 = “Y”」のようなルールがないためです。そのため、ROUNDDOWN関数を一緒に組んで(ネスト)小数点以下を切捨て表示させる必要があります。