Scratchで使う演算子

Scratchでは、定数、関数といった数式の要素を「演算」ブロックを使って組み合わせることにより、さまざまな計算ができるようになっています。演算子には、四則演算(加減乗除)のための算術演算子、2つの値の大小を比較するための比較演算子、文字列を連結するための文字列演算子、比較演算子と組み合わせる論理演算子などがあります。

演算子の種類

演算子意味使用例使用例の説明
算術演算子
+(プラス)加算 A+B Aの値にBの値を足す
-(マイナス)減算 A-B A値からBの値を引く
*(アスタリスク)乗算 A*B Aの値にBを掛ける
/(スラッシュ)除算※1 A/B Aの値をBの値で割る
比較演算子※2
>より大きい A>B Aの値がBの値より大きければTRUE、そうでなければFALSEとなる
<より小さい A<B Aの値がBの値より小さければTRUE、そうでなければFALSEとなる
=等しい A=B Aの値とBの値が等しければTRUE、そうでなければFALSEとなる
「[等しい]ではない」等しくない  Aの値とBの値が等しくなければTRUE、そうでなければFALSEとなる
「[より大きい]または[等しい]」以上  Aの値がBの値以上であればTRUE、そうでなければFALSEとなる
「[より小さい]または[等しい]」以下  Aの値がBの値以下であればTRUE、そうでなければFALSEとなる
文字列演算子
連結 [あいう]と [えお] 「あいうえお」を返す
論理演算子
または または AまたはB AとBのどちらかがTRUEの時TRUEを返す
かつ かつ AかつB AとBの両方ががTRUEの時TRUEを返す
ではない ではない Aではない AがTRUEの時FALSEを、FALSEの時TRUEを返す

※1 除算の場合、割る数が0の場合はエラーとなるので注意が必要です。
※2 比較演算子は文字列の比較にも利用できます。