ある目的のために集めた情報を、一定の規則に従ってコンピュータ上に蓄積したもの
紙に書いて管理
・昔の大福帳:再利用したり共有するのが困難
コンピュータの出現で電子化
テキストエディタなどで管理をしても、検索、再利用に限界がある。
EXCELなどの表計算ソフトは便利そうだが、紙とエンピツで作る一覧表をコンピュータ上に置き換えたもの。
無駄なデータをたくさん登録しなければならない。修正するのも大変
ファイルを利用したり表計算ソフトを利用した場合
・データの二重登録を防ぐことができない
・ファイル間でデータの関係を保つことができない
そこで出てきたのがリレーショナルデータベース
データを表にして扱うだけであれば、Excelでも可能ですが、あくまでも「表計算ソフト」なので大量のデータを処理するのには向いていません。 Excelでは、行・列の最大数が決まっており、セルの最大入力文字数も約3万文字となっています。一方、Accessの場合は2GBまでのデータであれば行・列・文字数に制限がありません。
Excelの場合は、セルに対して自由に文字列を入力可能です。そのことにより、誤った文字列を入力して数式エラーが出てしまう可能性があります。一方、Accessでは、列ごとに文字列、数値、日付などの型を指定します。
Accessの基本機能を組み合わせることでデータベースシステムを構築できます。 企業でも活用できる「販売管理システム」や「在庫管理システム」といったデータベースも構築可能です。
Accessでは、大量のデータを目的に合わせて取り出すだけではなく、一緒に複数の表(テーブル)を結合させて出すことも可能です。保存しているデータを、リスト形式、ラベル形式、帳票形式など様々な形式でレイアウトしたり印刷したりできます。
「データベース」とは、特定のテーマや目的にそって集められたデータの集まりです。 例えば「商品台帳」「得意先名簿」「売上伝票」のように関連する情報をひとまとめにした帳簿やファイルがデータベースです。 また「たくさんのデータを蓄積して簡単に利用する為の仕組み」でもあります。
現在のデータベースの種類としては、リレーショナルデータベースが多く使用されています。
「リレーショナルデータベース」とは、テーマや目的に合わせて出来るだけデータを細かく分割し、それらを相互に関連付けている構造を持つデータベースです。
「リレーション」とは日本語で「関係」という意味です。
いろいろなデータが関係づけられているということです。
例えば、「売上伝票」は「商品」「得意先」「売上データ」の3つに分割しデータを蓄積します。
そして、それぞれのデータの関係づけをおこないます。
リレーショナルデータベースでは、効率的にデータの入力や更新が出来るだけでなく、ディスク容量を節約できるという利点があります。
少し複雑ですが、データベースの仕組みとどのようにデータを取り出すのかを説明します。
データベースを構成するシステム群を、
DBMS(Data Base Management System:データベース マネジメント システム)
と言います。
特にリレーショナルデータベースは、
RDBMS(リレーショナルデータベース マネジメント システム)
と呼んでいます。
データの操作は、アプリケーション(プログラム)からこのDBMSへアクセスしています。
アプリケーションとDBMSの通信は、SQL(Structured Query Language:エスキューエル/シークル)というデータベース言語を使ってデータを抽出・更新します。
この通信処理は、ミドルウェアと呼ばれるソフトウェアを使って行います。
このミドルウェアを介してDBMSへアクセスすることで、どのようなアプリケーションからもデータベースを利用することが可能であり、高い汎用性とデータの一元管理を実現しています。
アクセスは、
■一般的にデータベースを持ったシステムを開発する場合の手順です。
参考にしてください。