日付・時刻関数

現在の日付や時刻を得る関数、年月日・時分秒とその内部的な数値(シリアル値)を変換する関数など、日時に関連するデータを計算するための関数群

日付と時刻 TODAY/NOW 現在の日付、または現在の日付と時刻を求める
年月日の取得 YEAR 日付から「年」を取り出す
MONTH 日付から「月」を取り出す
DAY 日付から「日」を取り出す
時分秒の取得 MINUTE 時刻から「分」を取り出す
SECOND 時刻から「秒」を取り出す
HOUR 時刻から「時」を取り出す
曜日の取得 WEEKDAY 日付から曜日を取り出す
週番号の取得 WEEKNUM 日付が何週目かを求める
ISOWEEKNUM ISO8601方式で日付が何週目かを求める
日付の変換 DATESTRING 日付を和暦に変換する
日付のシリアル値 DATEVALUE 日付を表す文字列からシリアル値を求める
DATE 年、月、日から日付を求める
時刻のシリアル値 TIMEVALUE 時刻を表す文字列からシリアル値を求める
TIME 時、分、秒から時刻を求める
期日 EOMONTH 数カ月前や数カ月後の月末を求める
EDATE 数カ月前や数カ月後の日付を求める
WORKDAY 土日と祭日を除外して期日を求める
WORKDAY.INTL 指定した休日を除外して期日を求める
期間 DAYS 2つの日付から期間内の日数を求める
DAYS360 1年を360日として期間内の日数を求める
NETWORKDAYS 土日と祭日を除外して期間内の日数を求める
NETWORKDAYS.INTL 指定した休日を除外して期間内の日数を求める
DATEDIF 期間内の年数、月数、日数を求める
YEARFRAC 期間が1年間に占める割合を求める

年齢計算には、DATEDIF関数YEARFRAC関数が使われます。

表示に関する関数

TEXT(値, 表示形式) 数値に表示形式を適用した文字列を返す

文字列に変換したい数値を指定します。
表示形式 数値の表示形式を「"」で囲んで指定します。表示形式を表す書式記号は、
下の表を参照してください。文字列の書式記号や「*」は指定できません。
書式記号 意味
数値
# 1桁の数字を表示する数値の桁数が指定した桁数より
少ない場合は、余分な0は表示しない
例 123.456に「####.##」と設定→123.46
0 1桁の数字を表示する数値の桁数が指定した桁数より
少ない場合は、先頭に0を表示する
例 123.456に「0000.00」と設定→0123.46
? 固定幅フォントで、桁数の異なる小数を揃えるために
小数点の位置を合わせる
例 12.3456に「???.???」と設定→12.346
.(ピリオド) 小数点を表わす
例 12345に「###.000」と設定→12345.000
,(カンマ) 桁区切りの記号を付ける
例 12345に「###,###」と設定→12,345
数値のあとに1つ付けると千単位で表示する
例 12345に「0.00,千円」と設定→12.35千円
数値のあとに2つ付けると百万単位で表示する
例 12345670に「0.00,,百万円」と設定→12.35百万円
% パーセント表示にする
例 0.5に「0%」と設定→50%
¥ ¥記号を付ける
例 12345に「¥#####」と設定→¥12345
$ ドル記号を付ける
例 12345に「$#####」と設定→$12345
/ 分数を表わす
例 0.5に「##/##」と設定→1/2
時刻/時間
hh 時刻の「時」の部分を表わす。2桁に満たない場合は
1桁目に0を補う
例 8:30:05に「hh」と設定→08
mm 時刻の「分」の部分を表わす。2桁に満たない場合は
1桁目に0を補う
例 8:03:05に「hh:mm」と設定→08:03
ss 時刻の「秒」の部分を表わす。2桁に満たない場合は
1桁目に0を補う
例 8:30:05に「ss」と設定→05
AM/PM 午前0時〜正午前までは「AM」、正午〜午前0時前までは
「PM」を付ける
例 8:30:05に「hh:mmAM/PM」と設定→08:30AM
[] 経過時間を表わす
例 8:30:25に「[mm]:ss」と設定→510:25
日付
yyyy 西暦を4桁で表示する
例 2015/1/5に「yyyy」と設定→2015
yy 西暦を下2桁で表示する
例 2015/1/5に「yy」と設定→15
e 和暦の年を表示する
例 2015/1/5に「e」と設定→27
ggg 和暦の元号を表示する
例 2015/1/5に「ggg」と設定→平成
m 月を数値で表示する
例 2015/1/5に「m」と設定→1
mmmm 月を英語で表示する
例 2015/1/5に「mmmm」と設定→January
mmm 月を英語の短縮形で表示する
例 2015/1/5に「mmm」と設定→Jan
dd 日付を2桁の数値で表示する
例 2015/1/5に「dd」と設定→05
d 日付を数値で表示する
例 2015/1/5に「d」と設定→5
aaaa 曜日を表示する
例 2015/1/5に「aaaa」と設定→土曜日
aaa 曜日を短縮形で表示する
例 2015/1/5に「aaa」と設定→土
dddd 曜日を英語で表示する
例 2015/1/5に「dddd」と設定→Saturday
ddd 曜日を英語の短縮形で表示する
例 2015/1/5に「ddd」と設定→Sat
その他
G/標準 入力された文字をそのまま表示する
例 123450に「G/標準」と設定→123450
[DBNum1] 漢数字(一、二)と位(十、百)で表示する
例 123450に「[DBNum1]」と設定→十二万三千四百五十
[DBNum1]###0 漢数字(一、二)で表示する
例 123450に「[DBNum1]###0」と設定→一二三四五〇
[DBNum2] 漢数字(壱、弐)と位(十、百)で表示する
例 123450に「[DBNum2]」と設定→壱拾弐萬参阡四百伍拾
[DBNum2]###0 漢数字(壱、弐)で表示する
例 123450に「[DBNum2]###0」と設定→壱弐参四伍〇
[DBNum3] 全角数字(1、2)と位(十、百)で表示する
例 123450に「[DBNum3]」と設定→十2万3千4百5十
[条件]書式; 条件と数式の書式を「;(セミコロン)」で区切って2つ指定できる。
TEXT関数では、2つ目の「;」のあとは数式または
文字列の書式、3つめの「;」のあとは文字列の書式のみ指定できる
例 10に「[ <0]"負";[=0]"ゼロ";"正"」と設定→正
;(セミコロン) 正負の表示形式を「正;負」の書式で指定する
例 -12345に「##;(##)」と設定→(12345)
_(アンダーバー) 「_」の直後にある文字幅分の間隔を空ける
例 12345に「#,###_-$;#,###-$」と設定→12,345$